今回は建築CAD検定試験3級の「通り芯・寸法・通り芯記号」の作図について!
「建築CAD検定3級」の問題は4つの図面(A/B/C/D)を作図しますが、
今回はその中のB群と呼ばれる「通り芯・寸法・通り芯記号」を過去問を使って作図練習してみました。
この記事で紹介していること
- 通り芯・寸法・通り芯記号の作図手順
- ポイントとテクニック
今回紹介している通り芯・寸法・通り芯記号です。
問題データはこちらから
手順の動画はこちらから
動画でも紹介していますが、内容やポイントもまとめて記事にしておきます。
実際の操作などは動画みてもらった方がわかりやすいです。
試験に使える時短テクニック
- 伸縮の一括処理
指定した線を一括で伸縮の処理ができる機能。【一括処理】ボタンの代わりにキーボードの【スペースキー】、【処理実行】ボタンの代わりに右クリックで時短ができる。
- オフセット
座標を指定することで任意の位置に作図することが出来る機能。X方向(右方向が+、左方向がー)Y方向(上方向が+、下方向がー)
- 寸法
ショートカット【S】。寸法を引いた後あとに押すことで【リセット】して別の位置の寸法を出すことができる。
- 【0°/90°】
寸法線の向きを水平・垂直に切替ができる機能。キーボードの【スペースキー】で時短できる。
- 確定 基点
クロックメニュー:右ドラッグの12時方向【確定 基点】。複写や移動の際に範囲を選択後すぐに基点を指定することができる機能。通常は選択範囲の中央を持ってから基点変更する所を時短できる。
- 倍率
複写・移動の際に倍率を設定することで左右対称や上下対称に設定できる。倍率【-1..1】で左右対称・【1..-1】で上下対称になる。
通り芯・寸法・通り芯記号のまとめ
どの図面でも言えますが、全体の作図の流れをイメージしてから取り掛かりましょう。
通り芯の作図事態はそこまで難しいものではありませんので、寸法と寸法記号をいかに効率よく速く引けるかがポイントになります。
上記で説明した時短テクニックをスマートに使えるように反復練習をしていきましょう。