パソコン人気資格1位|MOS試験官が教える内容や勉強方法まとめ

MOS

2020年度パソコン人気資格ランキング 第1位

 

MOSとは?

MicrosoftOfficeSpecialist(マイクロソフトオフィススペシャリスト)の略
WordやExcelなどのMicrosoftOfficeというソフトを作っている会社のMicrosoft公式の資格試験。そのソフトの使い方や設定が指示通りに設定できて活用できるかを問われる資格です。

 

WordやExcelなどのオフィスソフトは多くの仕事に使われているため
様々な業種で活躍できるのが人気の秘訣です。

 

こんにちは。おとちゃんです。

仕事でパソコンを教えています。

今回はMOSの試験官をしている私が試験内容や学習方法や試験の申込から注意事項など色々と紹介していきます!最後までお付き合いください。

 

こんな方におすすめ

  • 事務系の仕事に就職や転職したい方
  • WordやExcelなどのオフィスソフトを仕事でよく使っている方
  • オフィスソフトでよくわからないことがある
  • 何の仕事に就くか迷っている方

就職や転職に向けての受験する方が多いです。さらにすでに仕事をしていてわからないことが多い人もスキルアップの為に受験する方などにもおすすめです。

 

試験科目と内容

簡単に言うと

指示された通りにオフィスソフトを設定できるかを問われる試験です。

パソコンの画面に問題のデータと問題文が表示されるので制限時間以内に指示どおりに設定していきます。

 

受験には受けたい科目(ソフト)Officeのバージョン難易度を決めて申込します。

まずは内容を確認しましょう。

 

試験科目

ソフトの種類は全5種類

種類

  • Word (文書作成)
  • Excel (表計算)
  • PowerPoint (プレゼンテーション)
  • Access (データベース)
  • Outlook (メール)

自分が学習したいもの、資格が必要なソフトを選びましょう。

就職や転職のために資格を取りたい方など、何が良いかわからない人や迷っている人はExcelがおすすめです。

WordとExcelが仕事で使われることが多く、特にExcelの方が使っている会社が多い傾向にあります。

 

Officeバージョン

3種類あります。(2020年9月現在)

バージョン

  • 365&2019(365製品か2019製品のどちらか)
  • 2016
  • 2013

Office365は月額で使用するタイプの製品

Office2019は永続タイプの製品

どちらの製品でも試験内容は同じです。

 

 

自分のパソコン、職場のパソコンなどのバージョンに合わせて取得するのが良いです。

こちらも就職や転職などでわからない人や迷っている人は【最新バージョン】の365&2019がおすすめです。

 

古いバージョンはいずれ使用できなくなるので長く使える資格として最新のもので取得しておきましょう。

 

難易度

難易度は2種類

難易度

  • Specialist(スペシャリスト):一般レベル
  • Expert     (エキスパート) :上級レベル

WordとExcelは2種類、その他は1種類(スペシャリストのみ)になります。

 

スペシャリストの方が難易度は易しいですし、一般的な実務で使う設定が多いです。
なので迷っている方はスペシャリストの取得がおすすめです。

エキスパートの方が難易度が高く、少し専門的な内容も含みます。
そこまで必要がない場合もあります。

まずはスペシャリストを取得して、必要になった場合やもっとスキルを高めたい方はチャレンジするのが良いと思います。

 

科目・バージョン・難易度・料金

スペシャリスト
一般レベル)
エキスパート
(上級レベル)
Word 365&2019
2016
2013
365&2019
2016
2013 Part1
2013 Part2
Excel 365&2019
2016
2013
365&2019
2016
2013 Part1
2013 Part2
PowerPoint 365&2019
2016
2013
Access 365&2019
2016
2013
Outlook 365&2019
2016
2013

 

料金

  • スペシャリスト 10,780円(税込) 学割   8,580円(税込)
  • エキスパート  12,980円(税込) 学割 10,780円(税込)

 

他のオフィスソフトの資格試験と比べると値段は高い方です。
しっかり学習して1回で合格できるようにしてから受験しましょう。

 

試験内容

受験するソフトを使って、決められた時間内に問題を解いていきます。
問題用紙などはなく、問題もパソコンに表示されます。

全科目共通

制限時間:50分
合格点:550点~850点(この間ぐらいだと思ってください。)

 

バージョンによって試験問題の形式がが違います。
簡単に説明していきます。

 

365&2019・2016

マルチプロジェクト

7つのプロジェクト(データ)があり、1つのプロジェクトごとに約5つずつ設問があります。(だいたい合計問題数が35問ぐらい)

 

2013

1つのデータを使い問題を解きながら作り上げて完成させる形式になります。

 

簡単に言えば使うデータが7つなのか1つなのかの違いです。

だた1番注意すべき違いがあります。

ここに注意

【リセット】機能の違い

試験中に問題を間違った場合にリセットボタンを押すと問題を解く前の最初の状態に戻すことが出来ます。

365&2019・2016の場合
7つのプロジェクト(データ)の内の表示している1つプロジェクトだけがリセットされるため残りの6つのデータはリセットされません。

2013の場合
1つのデータで問題を解いていくので、リセットした場合は試験開始の状態まですべて戻ることになってしまいます。

なので2013の場合は試験の序盤にリセットを使うことは出来ますが、後半で間違いに気づいた場合にリセットを使うと試験開始に戻ってしまうため実際には使用することは難しいです。

参考

オフィスの機能で【元に戻す】がありますが、設定によっては元に戻すことが出来ない設定もあります。
その場合は自分で設定を削除して元に戻さなくてはなりません。

 

称号

MOSの資格は条件にあった複数の資格を取得すると「称号」が与えられます。
合格証書とは別に称号の証書がもらえるので、興味のある方はチャレンジしてみてください。

 

365&2019

MOS Associate(アソシエイト)

Excel・Word・PowerPoint・Outlookのうち3科目の合格

 

MOS Expert(エキスパート)

上記のアソシエイトの取得に加えて

Excel Expert・Word Expert・Access Expertのうち2科目の合格

 

2016

MOS Master(マスター)

Excel Expert・Word Expert・PowerPointの3科目の合格

プラス AccessまたはOutlookのどちらか1つの合格

 

2013はもっと細かく3種類の称号があります。

試験数が多いので受験料もその分かかります。

なので365&2019・2016の受験がおすすめです。

 

履歴書や自分の資格の欄に称号を記載している人をみると「出来る人!」って感じがしますね。

資格を聞かれたときに「自分はマスターです。」とか言えたらかっこいいですよね。

 

 

学習方法

教材

独学でもパソコン教室などで教わるにしても、FOM出版のテキストはやった方がいいです。

検定対策のテキストはたくさんありますが、試験対策のテキストはこれが1番です。

 

※画像はExcelのみになっていますが、ExcelとWordセットなどもあるので、複数受験したい方はセットの方が若干お得です。リンク先から探してみてください。

類似品もあるので、間違えないようにしてください。
「試験対策&問題集」と書いてあるやつです。
オフィスのバージョンと難易度も間違えないように気を付けましょう。

 

試験対策テキストの進め方

テキストにはCDがついていて、練習問題のデータと試験形式で過去問題ができる試験プログラムがついています。

使い方もテキストに書いてありますが

簡単な使い方の流れ

  • CDをパソコンにいれてセットアップ
  • テキストを見ながらCDから入れたデータを使って問題を解く
  • 一通り理解出来たら試験プログラムで練習
  • 制限時間なし・正解のチェック・わからない時は解答の動画で確認
  • 慣れたら制限時間あり・答えの動画は見ないで練習
  • 全部の問題を答えを見ないで制限時間以内に解けるまで繰り返し練習

こんな流れで学習していけばOKです。

 

次いよいよ学習方法です。独学でやるか習うかです。

 

自分は小学生~90代の方までパソコンを教えています。
  • パソコンをたまに使う学生さん
  • 初心者の年配の方
  • 就活中で急ぎ資格が必要な方
  • 仕事で困らないようにしっかり覚えたい方

最初に言ってしまうと、個人差はどうしてもあります。

何のために資格を取るのか、目的・期限・費用・現在のスキルなどから選びましょう!

 

①独学

まずは自分一人でやってみる。

パソコン操作や自分で調べものが出来る人なら、合格は全然できます

 

メリット

  • 費用が抑えられる
  • 自分のペースで出来る

 

 

デメリット

  • 応用力が身につかない
  • わからない所は自分で調べないといけない
  • 理解度が低い
  • 応用力がつかない

 

私も自分で勉強して取りました。
多少やったことがあったのと、わからない所は自分で調べながら学習して合格することができました。
ただ言えることは合格はできるけど応用力がほとんど身につかなかった

資格の勉強をする前よりは格段に知識はつきます。
仕事の内容によるとは思いますが、自分はそのあと仕事をしながら実践向けな使い方を覚えていきました。

急ぎで就職や転職で資格が必要な方におすすめです。

 

②パソコン教室で習う

パソコンが苦手な方や自分で調べるのが難しい方は習うのが習うのが1番です。

メリット

  • わからない部分を教えてもらえる
  • 理解が深まる
  • 応用力がつく

 

デメリット

  • 費用がかかる
  • 資格を取るまで時間がかかる

 

習う教室によりますが
基本から学習して試験範囲の学習をしてから試験対策という流れが多いと思います。

学習するので時間はかかりますが、その分独学よりも合格率もあがるし、ソフトの理解度も格段にあがります

 

しっかり仕事に活かせるように覚えたいという方におすすめです。

 

③オンライン学習

よくあるビデオ教材を見ながらの学習になります。短期取得できる講座なども多いです。

メリット

  • わからない所を教えてもらえる
  • 独学より理解度があがる
  • 学習時間も短い

 

デメリット

  • 費用がかかる
  • 学習できる人が限られる
  • 理解度はそこそこ

 

独学よりは理解度や合格率は上がると思います。
ただ短期学習はあくまで短期です。短い時間に詰め込むので理解度はそこまで深くないです。
こちらも合格してもその後の仕事ではさらに学習が必要です。

そしてオンラインでの学習は多少パソコンが出来ないと申込や学習もできない場合もあるので、誰でも学習できるわけではないです。
それが出来る人なら、自分で調べて学習できる人も多いし理解も早いので合格率が高いのもそのためです。ネットサーフィンなど基本操作が苦手な方はおすすめしません。

学習別のまとめ

  • 独学:ある程度パソコンができる人向け
  • パソコン教室:時間が多少かかってもしっかり覚えたい人
  • オンライン講座:パソコンで申込ができて費用を抑えたい人

 

 

 

申込から受験まで

受験の申込をしてから実際に試験を受けられるのには多少時間がかかります。

資格の学習をしながらいつ受験するか目標も決めておいて申し込みの流れも確認しておきましょう。

 

step
1
受験者IDの登録

試験を受験するにはオデッセイ・コミュニケーションというサイトから受験者IDの作成が必要です。初めての受験の場合は受験科目の登録も必要です。

Odysseyコミュニケーションズへ

試験本番前までに作成すれば良いので、試験の申込のあとでも大丈夫です。

 

手順などがわからない場合は受験する試験会場で申込の際に伝えればたいてい教えてくれます。

 

step
2
会場を探す

公式サイトから検索ができます。会場によって対応できるOfficeのバージョン・試験日・開始時間などもバラバラなので確認しておきましょう。

試験会場を探してみる

 

step
3
申込手続き

こちらも会場によって異なります。

念のため事前に必要なものをまとめておきましょう。

必要なモノ

  • 顔写真付きの身分証
  • 受験料
  • 学生の人は学生証

簡単な流れ

  • 申込オンラインで申込または直接会場にて申込書の提出
    顔写真付きの身分証・学割の場合は学生証が必要になる場合があります。
  • 受験料の支払い
    オンラインの場合は振込。直接会場で申込の場合はその場で支払いになります。
  • 受験料の発行(会場による)
    会場によっては申込後に発行されます。会場で確認しましょう。

 

障がいをお持ちの方へ

MOSの試験では障がいをお持ちの方の受験に対して支援サービスがあります。

試験時間の延長
特殊なマウスやキーボードの持込
第3者の補助など

事前に申請が必要になり、提出が必要な書類などがあるので詳しくは公式サイトでご確認ください。

 

 

 

step
4
受験前

本番当日にトラブルがないように前日までに色々と確認しておきます。

チェックリスト

  • 受験日と時間の確認
    欠席はもちろん遅刻も不合格となる場合があります。間違えないようにしよう。
    当日も余裕をもって会場に着くようにしましょう。
  • 受験者IDの確認
    登録してあるか、ちゃんとIDやパスワードが合っているか(ログインできるか確認)しておきましょう。登録できていない・間違っている場合は試験が受けられません。
    IDとパスワードは当日に使うのでしっかり覚えておくかメモなど控えも持っておきましょう。
  • 受験票
    必要な会場の場合は発行されていると思うので忘れないようにしましょう。
  • 身分証や学生証
    顔写真付きの証明書が必要です。学割で受験の場合は学生証が必要です。

 

 

step
5
試験本番

本番では基本的に何も持込みが出来ないと思ってください。
会場によって手荷物なども置く場所など指示されます。

受験のしおり

資料が配布されます。試験プログラムの操作説明や注意事項が書いてあるしおりです。

本番中も見ることは出来ますが、本番中は見る余裕はないと思うので試験前にざっと確認しておきましょう。

特に覚えておくべきことは次に紹介するトラブルの場合です。

試験中のトラブル

機械を使う試験なので、どうしても不具合はあります。
フリーズしたり問題が進まなくなったりすることがあります。

基本的に試験時間は止めることは出来ません。

トラブルが起きた場合はパソコンを再起動して試験の途中から開始になります。
なのでトラブルが起きてそのままにしていると制限時間が過ぎてしまいます。

慌てずにすぐに試験官を呼んで対処してもらいましょう。

 

その他の注意事項

試験中は席を離れられない
トイレは事前に行っておきましょう。
どうしても離れる場合は試験を終了してからとなります。

自分で【試験終了】ボタンを押した場合はその場で試験終了
間違えて押してしまう人が稀にいました。いかなる理由でも終了になります。
見直しなど済ませて完璧な場合に押すようにしましょう。

制限時間(50分)になったら自動で終了
画面に時間は出ています。
いきなり終わってしまったということがないようにマメに時間はチェックしましょう。

 

結果について

試験が終了するとすぐに結果が出ます。

合否に関係なく、試験結果のレポートを印刷して渡されます。
合格の場合は後日、受験者IDに登録した住所宛に認定証が届きます。

面接を控えている人などすぐに証明がほしい場合はそのレポートで合格の証明をすることもできます。

 

MOS試験についてまとめ

最後になりますが

MOSの資格試験は合格率が高い試験です。(パソコン教室だと9割以上の合格率と明記しているところが多いです。)

 

年々試験の問題も変わっています。
問題文が少し不親切になって考えるようになったりと応用が試される問題になってきています

 

FOMのテキストがとてもよく出来ているので、暗記で正解できる問題も多いですが、
それだと少し応用が入ると対応できなくなってしまいます。

 

合格前より格段に知識もついていると思いますが
しかし覚えた機能や設定を仕事でどう使っていくのかは、自分で考えて使いこなさなくてはなりません。
ただ資格合格前に比べて明らかに出来ることも増えますし、幸先が明るくなることでしょう。

 

資格をとってからが初めてスタートラインです。
その一歩としてまずは合格目指してがんばってください。

皆さんの合格!心より応援してます!

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