文字入力でよく質問をもらう内容をまとめて紹介。知っておくと便利な機能なのでぜひ最後まで見てください。
この記事で紹介していること
- IMEツールバーの表示方法の変更
- 文字変換を画面に大きく表示!フロート表示/非表示
- わからない文字・漢字も大丈夫!IMEパッド
- よく使う文字は登録して効率アップ!単語の登録
- 変換間違い・個人情報を守る!予測変換の表示/非表示
現役パソコンインストラクターです。今回はよく授業などで質問をもらうIMEツールバーについてです。使いやすい設定方法や便利な機能などまとめて紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。
IMEツールバーの表示方法の変更
昔からWindowsのパソコンを使っている人には見慣れた表示方法へ変更する方法です。
まずはIMEをタスクバーに固定します。
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1設定
スタートボタン ⇒ 歯車マーク
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2デバイス
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3キーボードの詳細設定
左側の【入力】をクリックして画面右側の下の方にあります。
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4言語バーを使用する
【使用可能な場合にデスクトップ言語バーを使用する】にチェック ⇒ 【言語バーのオプション】へ
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5言語バーをタスクバーに表示させる
【タスクバーに固定する】と【言語バーアイコンをタスクバーで表示する】にチェック
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6完成
同じようにならずに下の画像のように1つだけアイコンが出た場合は続きの設定が必要です。
(※Windows10のver20H2と21H1の場合は下の画像の表示になると思います。)
表示されなかった場合は次の手順でIMEツールバーを復元していきます。
step
1設定
スタートメニュー ⇒ 設定
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2時刻と言語
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3日本語オプション
【言語】 ⇒ 優先する言語【日本語】をクリック ⇒ 【オプション】
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4Microsoft IMEのオプション
キーボード【Microsoft IME】をクリック⇒【オプション】
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5全般
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6以前のバージョンのMicrosoftIMEを使う
互換性の【以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う】をオン
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7完成
文字変換を画面に大きく表示!フロート表示/非表示
キーボードの【半角/全角】ボタンなどで入力モードを切り替えた時に画面中央に大きく文字が表示される設定です。
この画面を表示と非表示の切替の設定になります。
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1IMEのプロパティ
【あ/A】を右クリックor IMEツールバーの【ツール】をクリック ⇒ 【プロパティ】
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2画面中央に表示する
IME入力モード切替の通知の【画面中央に表示する】のチェックorチェックをはずす
実際に【全角/半角】ボタンなどで切替して変更されたか確認してみましょう。
わからない文字・漢字も大丈夫!IMEパッド
文字を入力する時に、読めない漢字が出てきた場合に使える機能です。コピペできる文字なら、そのままネットで検索できますが手元にある文章などの文字では入力すらできないです。そんな時に使える機能です!
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1IMEパッド
【あ/A】を右クリック ⇒ 【IMEパッド】
IMEツールバーが表示されている場合は【IMEパッド】のボタンがあります。
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2手書き
開いたときに手書き画面になっていない場合があるので、その場合は【手書き】を選択します。
左上の【手書き】 ⇒ ドラッグで文字を書く ⇒ 表示された文字をクリック
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2文字を書いて選択して完成
文字をクリックすると文章などにその文字が入力されます。入力が出来たら最後は右上の【✕】で閉じましょう。
※別の文字を入力したい場合は【消去】をクリックで文字が消えます。
よく使う文字は登録して効率アップ!単語の登録
よくつかう文字をあらかじめパソコンに登録しておく機能です。会社や自宅の住所・メールアドレスはもちろん、通常の変換では出てこない人の名前(キラキラネーム)などを登録しておくと、スムーズに入力ができるようになります。
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1単語の追加・登録
【あ/A】を右クリック ⇒ 【単語の登録】または【単語の追加】
【単語の追加】か【単語の登録】のどちらかをクリックしてください。(Windows10のバージョンによって表記が違います。)
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2単語を登録する
【単語】と【読み】を入力 ⇒ 【登録】
ここではキラキラネーム【光宙(ぴかちゅう)】で登録してみます。
実際に入力して確認してみましょう。
ポイント
登録した内容は【ユーザー辞書ツール】という場所で確認ができ、変更や削除などができます。
先ほどの登録画面の左下から確認してみましょう。
※【単語の登録】と表示されていた場合は、すぐ下の【ユーザー辞書】という文字から開けます。またはIMEツールバーの【ツール】から【ユーザー辞書】でも開けます。
注意
1度設定するとパソコンの電源を消しても設定は残ります。会社の従業員や家族など皆で共有するパソコンに登録をすると誰でも見ることができるので個人情報などの登録をする際は気を付けましょう。
上の赤く囲ってある部分の左から【削除】と【編集】ボタンがあります。
【削除】:選択した単語を削除可能。
【編集】:選択した単語を編集可能。
変換間違い・個人情報を守る!予測入力の表示/非表示
文字を入力すると変換する前に候補が表示されることがあります。この文字をマウスでクリックなどすると勝手に誤変換をしてしまうことがあります。さらに過去に入力した履歴などが表示されることがあるので、変換履歴など見られなくない人は非表示に設定しておくことをお勧めします。
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1IMEのプロパティ
【あ/A】を右クリックor IMEツールバーの【ツール】をクリック ⇒ 【プロパティ】
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2詳細設定
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3予測入力を使用するのチェックをはずす
【予測入力】タブ ⇒ 【予測入力を使用する】のチェックをはずす ⇒ 【OK】
実際に入力して予測入力が出てこないのを確認しましょう。
IMEの設定と使い方まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はよく質問をもらう内容とおすすめの設定をまとめてみました。文字の入力はパソコンを使う上でかなりの頻度があります。わずかな設定の違いでも効率が大きく変わったり、ミスを避けられることがありますよ!
自分の好みに合わせて設定しておくのがおすすめです!
その他にもOfficeソフトの記事など書いているので、良かったらチェックしてみてください!!