よく求人などの応募要件に記載がある「パソコンの基本スキル」について。
いったいどこまでのスキルが必要なのか?今回はそちらを紹介していきます。
この記事で紹介していること
- 一般的なパソコンの基本スキル
- さらにあると良いスキル
- 学習方法とおすすめ資格

ビジネスシーンで使われるパソコンスキルのまとめです!
業種や仕事内容によって求められるスキルは違ってくるとは思いますが、今回は幅広い業種で使う事務的な必要スキルになります。
基本スキル
基礎用語
社内・社外問わずに業務中の会話のやりとりでIT用語が出てくることがあります。よく使われる用語や意味は最低限知っておく必要があります。。
覚えておきたい用語
ハードウェア・ソフトウェア・マウス・キーボード・プリンタ・ハードディスク・ルーター・モデム・ONU・Wifi・LANケーブル・HDMI・USB・OS・MicrosoftOffice・拡張子・圧縮・解凍・PDF・URL(アドレス)

タイピング
パソコンで基本となる文字の入力。すべての文字が入力できるのはもちろん正確さやスピードも必要になります。
個人的にはタッチタイピングができて3key/秒以上あると入力できる人だなと感じるかと思います。
タイピングは一朝一夕で身に付くものではないので、コツコツ練習しておきましょう。
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Word
Wordを使った文書作成は使う可能性は高いです。1番必要なスキルは体裁の整った文書が作成できること。社内向けのお知らせやお客様や取引先に向けた書類などが作れるのが理想です。
覚えておきたい用語
フォント(種類・サイズ・色・配置)
画像(挿入・デザイン・配置)
表(作成・結合・分割)
表が入った文書が作成が出来るのが目安になるかと思います。
ここまでは必須で覚えておきたいスキルです。その他覚えておくと良いスキルも紹介しておきます。
さらに出来ると良いスキル
チラシ作成(ワードアート・テキストボックス・画像などのデザイン)
ハガキ・封筒印刷(差し込み印刷でDMや年賀状など)
ラベル作成(名刺データ・様々な用紙の印刷)

Excel
簡単な計算や関数を使いデータを表にまとめることができる必要があります。さらにデータの細かい表示の仕方の設定や必要データだけになるように抽出やグラフの作成と印刷。あたりが出来ると良いと思います。
覚えておきたい用語
表作成(入力・罫線・計算式)
簡単な関数(SUM・AVERAGE・MAX・MIN・COUNT・COUNTA・ROUND・ROUNDUP・ROUNDDOWN・INT・IF・VLOOKUPなど)
印刷設定(拡大縮小・改ページなど)
抽出(フィルター・並び替え)
グラフ(縦棒・折れ線・円など)
必要データを表にまとめてグラフまで作成できるのが目安になるかと思います。
さらに出来ると良いスキル
2軸グラフ(複合グラフ)
ピボットテーブル
マクロ
分析スキル(様々な関数を駆使して、データベースから分析できるスキルがあると集客や業務改善に貢献できます。)

PowerPoint
見やすい資料作成のスキルが必要になります。業務や製品マニュアルなどの配布資料、会議などの発表などがよく使われるスキルになります。
覚えておきたい用語
スライド設定(レイアウトの使い分け・デザイン力)
印刷設定(配布資料・ノートの印刷)
スライドショー(画面切り替え・アニメーション)
スライドを複数使った資料作成とスライドショーができるのが目安になるかと思います。
さらに出来ると良いスキル
スライドマスターの設定
グラフ(Excelとの連携)
スライドショーで動画作成(タイミング設定・音源挿入など)

メールソフト
有名なメーラー(メールソフト)だとOutlookやサンダーバードなどが多いと思います。
どんなソフトを使っても基本的な使い方やスキルは同じです。必要なことが出来ればOKです。
覚えておきたい用語
メールの送受信
返信と転送の使い分け
資料の添付やダウンロード
URLの貼り付け
CC・BCCの使い分け

その他
検索スキル
様々なシーンで使います。資料の例文・テンプレート・届出資料・画像検索・地図でルート検索・取引先のHPなど
何でも自分で調べられるスキルを身に着けておくと自己解決できる場合もあるので必要なスキルになります。
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プリンタと印刷
業務用のプリンタはなかなか練習することが難しいとは思います。さらに最近のものは多機能なものが多いので尚更です。なので使い方は実際に触る機会があった時で良いと思います。
ですが最低限としてそれぞれの意味や違いは把握しておきましょう。
覚えておきたい用語
用紙サイズ(A4・B5・L版・封筒など)
コピー
スキャン
普通紙以外の印刷(インクジェット・光沢・マット紙など)
その他に印刷に関しては使い方以外に、確認用の資料は経費削減のポイントなども覚えておくと良いです。
印刷の経費削減ポイント
- 要らない紙(裏紙)を使う
- ベタ塗りは避ける(背景が塗りつぶされた資料)
- カラーを白黒にする
- 印刷品質を下げる(機能がある場合)

SNSやリモート
メールとは別にビデオ会議・チャットなどの使い方も必要になる場合はあります。
有名なソフトだとSkypeやSlackやZoomなど必要に応じて覚えておくのが良いと思います。
学習方法とおすすめ資格
働きながら覚えるのが1番近道だとは思いますが、会社でも1から教えてくれるとは限りません。事前に自分で覚えておく必要があります。
学習方法は資格の勉強をすることです。
資格取得が勉強にも就職や転職にも有利でおすすめです。
ただパソコン資格もたくさんあるので、内容に応じた資格を紹介します。
全般的なスキルを付けたい人
P検・ITパスポート
P検は専門知識や問題解決スキルとWord・Excelなどの実技スキルが学習できます。全体的なITスキルが身に付きます。
ITパスポートは実技はないですが、浅く広くIT用語やソフトの知識やスキルが身につく国家資格です。
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実技のスキルを身に付けたい人
MOS・サーティファイ検定・日商PC
MOSはパソコン人気資格No1の有名資格です。Word・Excelなどそれぞれのソフトの使い方を学習できる世界規模の資格試験で面接などにも有利です。
サーティファイ検定は民間資格でMOSと同様WordやExcelのソフトの実技資格です。データを指示通りに作り上げる応用力が必要になり仕事の即戦力としてのスキルが身に付きます。
日商PCもWordやExcelのソフトの実技資格です。全国の商工会議所などでも実施しており知名度も高く、ソフトの使い方から応用までカバーできる資格です。
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今後必要になるスキルや覚えておきたいスキルなど必要に応じてチェックしてみてください。
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